本帖最后由 22325985 于 2025-4-19 13:23 编辑
4/19更新 這段真的是長到我每次打開word檔就會想關閉的程度 最近太忙了所以拖到現在 因為懶得潤字,如果有哪裡語意不通順的地方請告訴我
以下───
一方面,沃楚德和艾荻塔,以及維斯納之間散發著一股讓人感覺不自在的氣氛。 「我來帶路。」 維納斯開口說道。 「往這裡。」 連回答也沒聽就逕自往前走。四人趕緊跟上。 「好久不見,沃楚德さん」 維斯納看著前方這麼說道。 「是呢。」 沃楚德回答。 「在那之後做了什麼?」 「很普通的事。暫時當了一會訓練部隊的教官,之後就自願加入義勇獨立飛行中隊。」 「自願的啊。」 「因為喜歡寒冷。」 她保持著速度一邊詢問著。 「沃楚德さん還是中尉呢。」 「沒有升官運啊。被上面的人討厭了呢。」 「本來的話,能成為少佐之類的吧。」 「現在這樣比較輕鬆喔。」 維斯納第一次回頭。 「在說自己的事情的時候,稍微瞇起眼的習慣還是沒有改變呢。」 沃楚德一臉驚訝的說道。 「居然還記得啊。」 「因為總是在很近的距離看著。」 走在破舊的臨時住所裡,帶領著一行人來到角落的房間。 「這兩間就是各位的房間。因為是兩人一間,安排由你們決定。」 妮帕詢問。 「義勇獨立飛行中隊的各位也是兩人一間?」 「是三人一間,只有遙中尉是單人房。」 「真好啊。」 「想和她同間房是嗎?」 維斯納淡然地問著,而妮帕則用力將頭左右擺動。
來自聖彼得堡的四個人總之先將行李放好。直枝和沃楚德,妮帕和艾荻塔一間。 直枝把裝入書本的帆布包放在木製床上。 「喂中尉,不和老師一起沒關係嗎?」 沃楚德已經躺在了床上,她抬頭眼帶亮光。 「果然直ちゃん也覺得我和老師一起比較好呢。」 「只是突然想問而已。」 「軍官和下級軍官不應該待在一起,雖然老師這麼說,但果然安慰老師這件事是我的工作呢。」 「安慰是指什麼。」 「想聽詳細情況?」 因為話題的走向變得奇怪,直枝改變了方向。 「和剛才的曹長是同事吧。」 「嗯。實力很好的喔。大膽又不知恐懼為何物。15中隊的大家都很可愛呢,閃閃發亮的喔。」 眼神裡似乎帶著點懷念。 「戰鬥本身就很辛苦,要連同那部分到處玩耍啊。我也收到了一大堆女孩子的邀約呢。」 「真的嗎?」 「就算什麼都不做也會被女孩子圍繞喔。」 「那些事,向老師確認也行吧?」
「有一半左右是我邀請的。」
大概全部都是自己邀請的吧,直枝這麼想。 沃楚德抬起上半身,坐在了床上。 「維斯納也是我邀請的。是個認真的孩子啊。用玩樂讓心情放鬆也是必要的,這麼說之後很輕易地就相信了呢。」
「等等。變得像是犯罪者的告白了喂。」
「沒有教違法的事情。雖然有教給frau就是了。」 沃楚德一副回想的樣子說著。這個frau就是第501統合戰鬥航空團的艾莉卡.哈特曼中尉。果然也待過JG52。 「就算是我,像維斯納這樣純真的孩子也無法讓她走上歪路啊。」
直枝一臉愕然。
「厲害啊。妳居然還知道自己是在做壞事啊。」
「也可以說是為了享受當下的智慧喔。」
「我是不知道啦,但開始同情剛才的曹長了。」 直枝結束話題,盤腿坐在床上,將拿在手上的書攤開。 開始讀起在舊書店買的伊凡・屠格涅夫著作的「初戀」。轉屬到502之後,和歐拉西亞文學接觸的時間增加了。 她只要開始看起書就會沉迷於其中。唯獨這件事不受地點或季節的影響。 「……直ちゃん真的很熱心讀書呢。」 感到佩服的沃楚德說道。直枝從文字中將眼神移開。 「我不是在讀書,是在讀作者的心。」 「總覺得說出了很難懂的東西。」 「透過作者的雙眼體會世界的嘈雜和寧靜、以及感動。而那時候我就能和作者成為一體變成這個世界的一部分。這就是文學的真正魅力。」 「像宗教一樣呢。」 「面對著什麼而認識自己的內心,以這意思上來說是一樣的。」 直枝稍微將頭抬起。 「只是單純地和涅洛伊戰鬥是不會變成機器。比如說從戰鬥中歸來的時候,因沉入地平線的太陽的美而落下淚。在那時候感受到自己的人性。因為太陽下沉所以那邊是西邊,只是這樣的話總有一天會壞掉的。」 「直ちゃん的話對我來說太高尚了啊。」 沃楚德一副投降的表情。 「與女孩子約會比較好啊。幾乎可以自己確認了呢。」 「不受歡迎的話怎麼辦,去死嗎。」 「我一生都很受歡迎的沒問題。」 「就那樣粗神經的活下去吧。」 直枝再次將視線落在書本上。沃楚德站了起來。 「去老師那裡一下。」 「不要添麻煩啊。」 「不管什麼時候老師都會原諒我的喔。」 「對妮帕啊。」 因直枝的話而苦笑了下,沃楚德擺動了手離開了房間。
※※※
妮帕與艾荻塔的房間很快就發生了問題。妮帕正坐下去的時候,床就完美的變成兩半。 「痛痛痛。」 妮帕以屁股著地的姿勢仰躺,隨後趴著從木材間爬了出來。 「我有這麼重嗎......」 「好像腐蝕了呢。」 艾荻塔檢查已經沒有用處的床。木材因為經歷多年,各處都發黑了。 「因為這個建築物也老舊了,是常有的事吧。」 「應該不是只針對我吧。」 一邊抱怨一邊整理床板的碎片。雖然在空中經常發生不幸,但像這樣在地上也是久違了。 把輕薄的床墊拉出來鋪在地上。將廢材推到房間一角,總算弄出了一個模樣。 「對之後感到不安啊,好不容易回來索穆斯了。」 「來泡個咖啡吧。」 「我來幫忙吧。」 「沒關係喔。」 房間裡有歐拉西亞製的煮茶器,艾荻塔泡了咖啡。雖然是用蒲公英的根代替的。 多虧了溫暖的飲品,總覺得不幸感變薄了。 「妮帕さん沒見過義勇獨立飛行中隊的大家嗎?」 艾荻塔一邊將鋼杯就口一邊詢問。妮帕點了點頭。 「只有聽過傳聞。比起我哈塞應該更清楚。」 「考哈瓦基地比這裡更後面吧。把魔女部隊放在那裡真的有幫助嗎。」 「嗯……有傳聞說是看到了各種不妙的東西所以調到了那邊。」 義勇獨立飛行中隊的詳細紀錄,在大戰初期的極度混亂中以及作為人類方首支的混合部隊,被列為機密事項的部分很多。為此只能透過口耳相傳些盡是謠言的東西。 「要去問問看嗎?」 「真的是機密的話就不會說了呢。」 「是啊。」 因為敵人是涅洛伊所以沒什麼機密可言,這樣的想法還是太過草率了。盡可能少地將自己所知的情報公開給其他國家是人之常情。在各國之間如何取得重要地位這件事始終被放在優先考慮的位置上。 妮帕將替代咖啡一飲而盡。 「義勇獨立飛行中隊的最初成員,好像幾乎都沒留下來了呢。」 「持續了5年應該也是這樣了。」 「那個米科維奇曹長我也不知道呢。中尉和老師應該更清楚吧。」 「嗯……是呢。」 很稀奇地艾荻塔有些口齒不清。 「因為曾經在同個部隊。」 「好像有說過被老師教導過。」 「活用我傳授的技術而活下來比什麼都好。」 她握著溫熱的鋼杯暖手,一口也沒喝。 「我在JG52教導各式各樣的魔女戰鬥的技術。雖然大家就像海綿吸水一樣吸收著,但在那之後庫平斯基總是會做出多餘的事。」 稍微露出苦澀臉的艾荻塔。聽到後妮帕笑了起來。 「如果是中尉的話確實呢。」 「不只是魔女,連打字員和酒館小姐也不放過,開著車帶著她們到處玩耍。就算警告她不要看到女孩子就隨便邀請也當作沒聽到。那麼去找狗啊,這麼說之後真的和流浪狗一起去散步了。」 「哈哈哈。」 妮帕抱著肚子,艾荻塔則一副拿她沒辦法的模樣。 「幾乎是對這個世界沒有留戀般到處玩耍。」 「說著庫平斯基さん的事情的老師,總是很開心的樣子。」 「是錯覺喔。」 艾荻塔馬上就否定了。 「米科維奇曹長也是,早點把庫平斯基的事情忘掉比較好。」 「那兩人發生了什麼嗎?」 「也沒什麼特別的。」 「那是會讓老師討厭的事情?」 妮帕的話語裡沒有任何意思,只是單純地浮現在腦海裡後直接問了出來。 稍微停頓一段時間之後她開口了。 「庫平斯基做的任何事,全部都討厭。」 「欸─老師和中尉看起來總是很融洽。」 妮帕歪著腦袋。艾荻塔強調般地說著。 「我們關係不好。」 「是這樣嗎……」 「沒錯。」 突然間房間的門被打開。一臉笑咪咪的沃楚德站在那裡。 「老─師。」 「出去。」 艾荻塔馬上回答。沃楚德撅起了嘴。 「很無聊的啊。」 「我一點都不無聊。」 「來玩吧,妮帕君也一起。」 「請去找流浪狗散步。」 把正準備要進來的沃楚德推出去,艾荻塔關上了門。然後再次重複。 「我們關係一點都不好。」 妮帕只能愣在那裡。
─原文─
一方、ヴァルトルートとエディータ、そしてヴェスナの間には、いまだ居心地の悪さが漂っていた。 「私が案内します」 ヴェスナが口を開いた。 「こちらです」 返事も聞かず先に立つ。四人は急いでついていった。 「お久しぶりですね、ヴァルトルートさん」 ヴェスナが前を向いたまま言った。 「そうだね」 ヴァルトルートが返事。 「あのあとなにしてた?」 「普通です。しばらく訓練部隊で教官やった後、義勇独立飛行中隊志願しました」 「自分からなんだ」 「寒いのは好きです」 彼女は歩く速度を緩めずに訊く。 「ヴァルトルートさんはまだ中尉なんですね」 「出世に縁ないから。偉い人に嫌われているんだよ」 「本当なら、少佐くらいにはなれているでしょう」 「今のが気楽でいいよ」 ヴェスナははじめて振り返った。 「自分のことを話すとき、少し目を閉じる癖はまだそのままですね」 ヴァルトルートは驚いように言う。 「よく覚えてるねえ」 「すぐ近くで見てましたから」 粗末なバラックに行き着く。片隅にある部屋まで案内された。 「この二つが皆さんの部屋です。二人で一組なので、部屋割りはそちらで」 二パは訊いた。 「義勇独立飛行中隊の人たちも、二人で一つ?」 「三人で一つです。ハルカ中尉だけが個室」 「いいなあ」 「相部屋になりたいですか?」 ヴェスナの淡々とした問いかけに、二パは力を込めて首を左右に振った。 ペテルブルグからの四人は、とりあえず荷物を置くことにした。直枝とヴァルトルートで一部屋、二パとエディータで一部屋である。 直枝は本の入ったザックを木製ベッドの上に置いた。 「なあ中尉、先生と相部屋じゃなくていいのか?」 ヴァルトルートはすでに横になっていた。顔が明るくなる。 「やっぱり直ちゃんも、僕と先生一緒がいいって思うよね」 「なんとなく聞いただけだよ」 「士官と下士官で別になるべきって先生言ったけど、やっぱり先生を慰めるのは僕の役目なんだよ」 「慰めるってなんだ」 「詳しく聞きたい?」 話の行く先が怪しくなってきたので、直枝は方向を変えた。 「さっきの曹長とは同僚なんだろ」 「うん。腕はよかったよ。大胆で恐れ知らずでさ。15中隊のみんなは可愛かったなあ。キラキラしてたんだよね」 どこか懐かしそうな眼差しになっている。 「戦いは大変だったけど、その分休みは遊び回ってさあ。僕のところにはもう女の子だちからデートの誘いがわんさと」 「本当かよ」 「なにもしなくても女の子に不自由しなかったよ」 「それ、先生に確認してもいいか?」 「半分くらいは自分から誘った」 多分全部自分からなんだろうなと直枝は思った。
ヴァルトルートは起き上がり、ベッドに腰かける。
「ヴェスナも僕から誘ったなあ。真面目な子でさあ、遊んで心を休めることも必要だって言うと、すぐに信じてほいほいと」 「待て。犯罪者の告白みたいになってきたぞ」 「違法なことは教えてないんだ。 フラウには教えたけど」
ヴァルトルートは思い出すように言う。 このフラウとは、第501統合戦闘航空団に所属しているエーリカ・ハルトマン中尉のことである。やはりJG52にいた。
「僕にはヴェスナみたいな純真な子を悪の道に染めることはできないよ」 直枝は呆れた。 「すげえな。悪って自覚があるのか」 「今を楽しむための教えとも言うよ」 「なんだか知らんがさっきの曹長に同情するよ」 直枝は話を打ち切り、ベッドの上であぐらをかくと、持ってきた本を広げた。 古本で買ったツルゲーネフ著「初恋」を読みはじめる。502に転属してから、オラーシャ文学に親しむ時間が増えた。 彼女は本を読みはじめるとすぐに没頭することができる。こればかりは場所がどこだろうと、季節がどうだろうと関係ない 「……直ちゃんは本に熱心だよねえ」 感心したようにヴァルトルートが言った。直枝は活字から目を離さない。 「オレは本を読んでるんじゃない。作者の心を読んでるんだ」 「なんか難しいことを言い出した」 「世界のざわめきや静けさ、感動を作者の目を通して知る。そのときオレは作者と一体化して世界そのものになる。文学の醍醐味だ」 「宗教みたいだね」 「なにかと向き合うことで自分の心を知るって意味なら同じだ」 直枝はちらりと顔を上げる。 「ただネウロイと戦ってるだけじゃ機械と変わらねえ。たとえば戦闘から帰還してるとき、地平に沈む夕陽を見て美しさに涙する。そこで自分の人間性を確認するんだ。太陽が沈んでるからあっちが西、だけじゃいずれイカれちまうぞ」 「直ちゃんの話は僕には高尚すぎるよ」 ヴァルトルートは、お手上げみたいな表情をしていた。 「女の子とデートする方がいいなあ。よっぽど自分を確認できるよ」 「モテなくなったらどうすんだよ。死ぬのか」 「僕は一生モテるから大丈夫」 「それだけ神経が太ければ生き残れるな」 直枝は再び本に目を落とす。ヴァルトルートは立ち上がった。 「先生のところに行ってくる」 「迷めい惑わくかけるなよ」 「先生はいつだって僕のことを許してくれるよ」 「ニパにだよ」 直枝の言葉に苦笑すると、ヴァルトルートは手をひらひらさせて部屋から出ていった。 ニパとエディータの部屋は、早々にトラブルが起こっていた。ニパが腰かけた途端、ベッドが真っ二つに折れたのである。 「いたたた」 ニパは尻餅をついた恰好のまま仰向けになり、次いでうつぶせになった。崩れた木材の間から這い出す。 「ワタシそんなに重いかな」 「腐っていたみたいね」 エディータが用をなさなくなったベッドを点検する。木材は年季が入っており、あちこちが黒ずんでいた。 「この建物も古いから、ありがちなことです」 「ワタシだけ狙うことはないと思う」 ぶつぶつ言いながらベッドを片づける。空中での不運はよくあることだが、地上では久しぶりだった。 薄いマットレスを引っ張り出して床に直接敷く。廃材を隅に押しやって、なんとか形にした。 「先が思いやられるなあ。せっかくスオムスに戻ったのに」 「コーヒーでも入れるわ」 「ワタシがやるよ」 「いいですよ」 室内にオラーシャ製のサモワールがあったので、エディータがコーヒーを入れた。ただしタンポポの根を煎じた代用品。 温かい飲み物のおかげで、なんとなく不幸感が薄れた。 「ニパさんは義勇独立飛行中隊の人たちとは、面識ないのですか」 エディータがブリキのカップに口をつけながら訊く。ニパはうなずいた。 「噂しか知らない。ワタシよりハッセの方が詳しいと思う」 「カウハバ基地ってここよりずっと後方でしょう。ウィッチ部隊をそんなところに置いて役に立つんですか」 「うーん、なんか色々まずいものを見たから下げられたって噂もあるけど」 義勇独立飛行中隊の詳細な記録は、大戦の極初期が混乱していたのと人類初の混成部隊ということもあって、機密扱いになっているものが多い。そのため口頭で伝わっている噂まがいのものばかりとなっていた。 「聞いてくる?」 「本当に機密なら話してくれないわ」 「そっかあ」 ネウロイ相手に機密もなにもない、というのは早計で、自分が知り得たものを他国に公開するのはできる限り少なくしたいと考えるのが人情だ。人類国家群の中でいかに重要なポジションにつくかは、常に念頭に置かれていた。 ニパは代用コーヒーをがぶ飲みしていた。 「義勇独立飛行中隊の最初のメンバーって、ほとんど残っていないみたい」 「五年以上も続けばそうでしょう」 「あのミコヴィッチ曹長もワタシ知らないよ。中尉と先生のが詳しいんでしょ」 「……ええ、まあ」 珍しくエディータは語尾を濁した。 「同じ部隊だったから」 「先生に教わったって言ってたじゃない」 「私が伝授した技術で生き残れたのならなによりです」 彼女は代用コーヒーを飲まず、手を温めていた。 「私はJG52で色んなウィッチに戦闘技術を教えました。皆砂に水が染み込むように吸収してくれたんですが、そのあとクルピンスキーが余計なことを……」 少し渋い顔をするエディータ。聞いていたニパは笑った。 「中尉ならしそうだ」 「ウィッチだけじゃなくて、タイピストや酒場の女の子まで車に乗せて遊び回るのよ。女の子なら見境なく誘うのは止めなさいって注意しても聞かなくて、じゃあ犬でも誘えばって言ったら、本当に野良犬と散歩するんだから」 「あはは」 ニパは腹を抱えたが、エディータはやれやれと言いたげだった。 「この世に未練ないんじゃないかってくらい、遊び回っていたわ」 「クルピンスキーさんのことを話す先生って、いつも楽しそうだね」 「気のせいよ」 エディータは言下に否定した。 「ミコヴィッチ曹長も、さっさとクルピンスキーのことを忘れればいいの」 「あの二人ってなにかあったの?」 「なにかってほどのことじゃないわよ」 「それって先生が嫌になるようなこと?」 ニパの台詞に他意はない。思い浮かんだことを直接訊いただけだった。ただエディータの表情はかすかに引きつった。 間を置いてから彼女は答える。 「……クルピンスキーのやることは、全部嫌ね」 「えー、先生と中尉っていっつも仲よく見えるけど」 首をかしげるニパ。エディータは念を押すように言った。 「仲よくないわよ」 「そうかなあ……」 「そう」 すると部屋の扉が開く。にこやかな顔をしたヴァルトルートがいた。 「せーんせ」 「出ていって」 エディータは即座に答える。ヴァルトルートは口を尖らせた。 「退屈なんだよ」 「私はまったく退屈していないから」 「遊ぼうよ。ニパ君も一緒に」 「野良犬見つけて散歩してなさい」 入ろうとするヴァルトルートを押し出すと、エディータは扉を閉めた。そして振り返る。 「仲よくないわよ」
ニパはきょんとするしかなかった。
─後記─
「ミコヴィッチ曹長も、さっさとクルピンスキーのことを忘れればいいの」>我不管,這女人就是在吃醋
這段翻完後,先聲明我非常喜歡老師 但是,艾荻塔.珞斯曼,你這女人真的有夠麻煩 明明就喜歡的不得了還打死不承認,每天只會耍嘴皮子說討厭庫平斯基,快把妳那張面具撕下來跟伯爵復婚啦!!!
第三者都跑出來要跟妳搶伯爵了欸!!!!
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